教えて!大賀ちゃん! オルタネーター編

大賀さんがオルタネーターを持って説明している画像 教えて!大賀ちゃん!
故障したオルタネーター

 

大賀ちゃーん!オルタネーターが故障してるって言われちゃった。

ところでオルタネーターって何?

教えて!!!

 

大賀さんが答えている写真

 

オルタネーターが故障したんだね。

自動車を動かすためには必要な電気を生み出さないといけないんだけど、

オルタネーターは、自動車を動かすために必要な電気を生み出す「発電機」のことなんだよ。

 

オルタネーターを示している画像

 

 

 

オルタネーターはこれ

 

車ってエンジンを始動したり、計器類の表示やカーナビなど電装部品の使用に電力を使用していて、これらの電力は走行中のオルタネーターから生み出され、バッテリーに蓄えらていくんだ。

オルタネーターはエンジンが動くことを利用して、回転することで電力を生み出しているから、エンジンが動いている間は常に回ってるんだね。
だけど、オルタネーターにトラブルが発生した場合には、電力の供給が止まって、パワーステアリングやブレーキブースターなどの制御が効かなくなることもあるんだよ。

 

えええ!? それってすごく大事なものじゃないですか!

 

そうなんだよね。

だから、重大な事故を防ぐためにも、オルタネーターに不具合が生じた時はどうなるとか、交換時期を知っておくことが大切なんだよ。

 

オルタネーターを説明する大賀さん

故障した時にどんな症状が出るか説明するね。

・エンジンが走行中に止まる

・バッテリーがあがりエンジンがかからない

・バッテリーランプ(警告灯)が点灯する

・異音が発生する ・バッテリーランプが点灯する

などがあるんだよ。

走ってて突然止まるとか怖すぎる・・・。そもそも、なんで故障しちゃうの?

オルタネーターについて説明をしている大賀さん

故障の原因はね、部品の劣化や、水・熱による不具合があるんだ。

オルタネーターの寿命は、10年・10万km、エンジンの動力を伝えるベルト類は5~10万km程度が寿命とされていて、オルタネーター自体もしくは関連部品が機能しなくなった場合には電力の供給がストップしちゃう、だから車が動かなくなるんだ。

寿命があるなんて知らなかった・・・。

 

それから、オルタネーターには水や熱に弱い部品が使われていることもあって、大量の水をかぶってしまったり、長時間高熱にさらされたりすると故障してしまうこともあるんだよ

 

通常の雨程度であれば全然問題ないけど、エンジンルーム近くに大きなキズがある場合とか、長期間外に放置していた車の場合は注意した方が良いね。

 

故障する前に、何か予兆とか、気になる症状とかはないの?

そうだね、例えば「ハンドルが重たい」「ヘッドライトがいつもより暗い」「オーディオの音が小さい」などが前兆として多いかな。こういった電気系統に異常が発生していたら、直ぐに点検した方が良いよ。

オルタネーターが電気を生んでバッテリーに充電されるから、オルタネーターが故障したからといってすぐに車が動かなくなるわけではないけど、充電された電力を使い切ってしまうと、車が止まるだけじゃなく、ブレーキが効かなくなったり、ハンドルが曲がらなくなる可能性があるから、何かおかしいなと思ったらすぐに点検に出した方が良いよ。

分かりました! ありがとうございます!

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